今年3月に所属事務所「松竹芸能」を脱退したお笑いコンビ「さらば青春の光」が、不倫交際トラブルが原因で所属先が決まらない事態に陥っていることが30日、分かった。今も契約を結ぼうとするプロダクションがなく、フリーで活動を続け、ホームページでマネジャーを募集している状況が続いている。

 複数の関係者によると、メンバーの東口宜隆(28)は今年春、お笑いトリオ鬼ケ島の和田貴志(35)の妻で元タレントの女性と交際。不倫交際は3月から5月くらいまで続いたという。先輩芸人を巻き込んだいびつな関係は多くの芸人仲間にも知られ、鬼ケ島の所属事務所「人力舎」のタレントとは一部イベントを除き実質的な「共演NG」状態だという。例外となった先月の「キングオブコント2013」決勝戦でも善戦したが、2位の鬼ケ島などに敗れ、4位に。和田に不倫の「リベンジ」を果たされた形になった。

 08年結成のさらば青春の光は、東口と森田哲矢(32)のコンビ。同志社大文学部卒の東口は、イケメン芸人としても人気だ。最近では「キングオブコント」決勝戦に2年連続で残るなど実力もありながら、今もフリーで活動を続けていることが、一部ファンの間で疑問視されていた。松竹芸能とは出演料など金銭面で折り合いがつかず、今年3月に契約解除。その後拠点を大阪から東京に移したが、所属先は決まっていない。

 日刊スポーツの取材に応じた東口は不倫について「相手のこともあるので僕の口からは何も言えません。お騒がせして申し訳ない、としか…」と答えた。フリーで活動している理由については「自分たちで決めたこと」としている。鬼ケ島が所属する人力舎は「プライベートなことなのでお答えできません」とした。