「NHKニュース

 おはよう日本」(月~金曜、午前4時30分、土曜同6時、日曜同7時)の平日担当キャスターを務める鈴木奈穂子アナウンサー(33)が、新年度からNHKの「夜の顔」になることが30日、分かった。関係者によると、3月末に井上あさひキャスター(33)が「ニュースウオッチ9」(月~金曜午後9時)を卒業し、鈴木アナが後任として起用されるという。

 鈴木アナは爽やかな笑顔と明るい性格、清潔感あふれるルックスで、幅広い世代に人気を得ており、NHKの朝の顔として活躍している。アナウンス技術も高く、安定感ある人材として選ばれたようだ。

 鈴木アナの後任は同じ「おはよう日本」の土、日曜担当キャスターを務める和久田麻由子アナ(26)という。11年に東大経済学部卒業後、NHKに入局。将来性豊かな若手のホープだ。

 一方、「ニュースウオッチ9」は井上アナだけでなく、大越健介キャスターも、番組を支えて5年の節目を迎えることで後進にバトンを渡すことが、すでに報じられている。別の関係者は「スポーツを担当する広瀬智美アナも交代すると聞いている」と明かした。2月初旬にも正式発表される見込みだ。

 ◆鈴木奈穂子(すずき・なおこ)1982年(昭57)1月29日、神奈川県生まれ。法大社会学部から04年NHK入局。高松、松山放送局を経て08年東京に。10年から「おはよう日本」キャスター。12年ロンドン五輪では現地キャスターも務めた。12年にTBS社員と結婚。趣味は舞台鑑賞、サッカー観戦。