マツコ・デラックスが、ネットの“炎上”について持論を展開した。

 3日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」は、ものまねタレントのホリが将棋の最年少プロ棋士で29連勝の歴代最多記録を達成した藤井聡太四段の顔マネ写真をSNSで披露したことで批判を浴びて削除した騒動を取り上げた。

 批判の声の多くは、芸能人ではなく多感な中学生である藤井四段への配慮に欠けることを指摘するものだったとした。

 マツコはそうした批判の声に対し「(藤井四段は)多感なことは多感だろうし、繊細だろうけど、こんなことでいちいち目くじらを立てるタマじゃないと思う、彼は。もう大物だよ」と異論。さらに批判が殺到したこと自体に「炎上させ屋さんじゃない? もう炎上自体を信じてないの」と疑った。

 マツコは「炎上なんてしてないのよ、実際は」と、昨今の炎上騒ぎは本来の自然発生的な世論によるものではなく、意図的に作り出されたものだと臆測。「それ(炎上騒ぎ)に乗っかってる自体がものすごくダサい」として、炎上騒ぎを話題にすることを止めるよう提案した。