リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子日本代表が23日(日本時間24日)、直前合宿地のブラジル・アラカジュで初めて戦術的な練習を行った。午前は心肺機能を高めるメニュー中心だったが、午後からオーバーエージ(OA)選手が合流してからは初となるシュート練習を実施。4-4-1の変則フォーメーションから攻撃を組み立て、FW興梠慎三(29=浦和)DF藤春広輝(27=G大阪)DF塩谷司(27=広島)が23歳以下の選手との連係を確認した。

 午後からはMF井手口陽介(19=G大阪)も合流。最高40度に達した発熱のため、1日遅れで日本から38時間の1人旅を経験。「もう時差と分かんないくらい遠くて、しんどかった(笑い)。もう平熱に戻ったので、まだ、いつからかは分からないけど練習に戻りたい」と話した。