<J1:G大阪3-1名古屋>◇第4節◇3日◇万博
相手に勝ち点を与えるようなスキは、この日のG大阪にはなかった。その要因の1つは、今野の存在だ。ボランチでコンビを組む遠藤が前に上がれば、バランスを保ちながら中盤を埋める。遠藤が下がれば、今野が前に出てパスをつなぐ。得点を決めただけでなく、ボールがないところの動きもいい。G大阪が崩れないのは、今野が中盤で空いたスペースを埋める役割を、90分間保ち続けているからだ。
宇佐美もゴール前で求められている仕事をキッチリこなしていた。テーマを持って結果につなげるところが、FWとして好印象だ。
少し心配なのは名古屋だ。攻守において、グループ戦術ができていない。選手が共通のイメージを持って連動する回数が少なかった。永井は得点は決めたけれど、彼を生かすためには左サイドではなく、中央でプレーさせるのもいい。川又と永井の代表FWをもっと近い位置で連動させれば、得点機会は増すはずだ。(日刊スポーツ評論家)




