来年のリオデジャネイロ五輪を目指すU-22(22歳以下)日本代表が、五輪アジア1次予選を兼ねるU-23アジア選手権予選に向けた壮行試合で、U-22ミャンマー代表に大勝した。

 10番を背負うMF中島翔哉(20=東京)が、FW鈴木に負けじと4発決めた。鈴木の先制点から5分後の前半13分、左クロスを右足で蹴り込み1点目をマークした。さらに鈴木のハットトリックを見届けた前半42分、47分とゴール前に進入し自身も達成。後半15分に野津田の左クロスを右肩にあてて決めた4点目も、鈴木が決めた直後だった。ヒートアップした2人の競演が、日本にゴールを積み上げていった。

 中島は「なかなか4点は取れるものじゃない。うれしいけど、それ以外にやれることを増やさないといけない」と、試合で右足首を痛め、靴のかかとを踏んだまま言った。J1開幕戦ではベンチからも外れ、公式戦ではぶっつけ本番で挑む。それでも90分間、攻撃的な姿勢を貫き試合勘はしっかり取り戻した。「五輪予選は大事。それまでにどれだけ成長できるか」。大勝で終えても、あくまで高みを見据えている。