日本代表の本田圭佑(ACミラン)が22日、世界中の子どもたちに質の高い教育が普及するよう手助けする役割を国連傘下の「国連財団」から任命され、式典が米首都ワシントンで開かれた。

 本田は式典で、これまで自身のサッカー教室を通じて世界の子どもたちに「自分でしか実現できない夢を持つことがとても大切だ」と伝えてきたと振り返り、「この精神が自立した個人をつくる」と熱弁した。

 任務の肩書は「Global Advocate for Youth」。任期は3年で、世界各地を訪れ、教育の質の向上に関する活動に携わる。本田選手は、記者団に「アフリカや東南アジアの国で(子どもたちに教育の機会を提供する)持続可能なプロジェクトを有言実行できるかというところに興味を持っている」と語った。