日本代表MF長谷部誠(30=フランクフルト)が24日、成田空港着の航空機で帰国した。

 ブンデスリーガの年内の試合を終えた後、スマトラ沖地震から26日で10年を迎えるのを前にして、インドネシアのバンダアチェで幼稚園や小学校を訪問し子どもたちと交流してから、帰国した。長谷部は「地震から10年たっても心の傷が癒えていない子どもたちがいる。それは東日本大震災で被災した子どもたちも同じだと思う」と話した。現地では避難訓練に参加したほかに、サッカーで交流し「ボール1個で通じあえたし、サッカーに助けられた」と笑顔を見せた。

 アギーレ監督が八百長疑惑で告発されたことについては「日本協会からメールがあった。集合した時に詳しい話があると思う。報道でしか知らないので、その話を聞いてから」と語った。