リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねるU-23(23歳以下)アジア選手権の準決勝が今日26日、行われる。

 手倉森誠監督(48)は25日、ドーハ市内で準決勝イラク戦の前日公式会見に出席した。自身の指揮下で2敗した相手だけに「重要な一戦でイラクと戦える縁を感じている。イラクを超えなければ世界は見えてこない」と訴えた。会見ではイラクメディアから、日本のリオ五輪世代はA代表に比べて、国際大会での実績で劣っていると挑発された。手倉森監督は「言葉が分かんないのはいいよね」と笑いながらも、「現時点でこの世代の代表はまだ高めている途中。悔しさはより(チームを)高めてくれると信じている」と反撃。イラクのアブドゥルガニ監督は「五輪に行くことでイラクの人たちの夢をかなえたい」と燃えていた。