関東第1代表の川崎フロンターレ(神奈川)が、15年ぶりの王座奪還へ好発進した。
北信越代表ツエーゲン金沢(石川)、九州第2代表スマイス・セレソン(大分)との2試合で計10得点を挙げて連続完封。攻守に圧倒的な強さを見せ、予選リーグ突破を視界にとらえた。関西第1代表ヴィッセル神戸(兵庫)、関東第2代表の鹿島アントラーズつくばジュニア(茨城)、同第3代表レジスタFC(埼玉)、九州第1代表サガン鳥栖(佐賀)が決勝トーナメント進出を決めた。
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予選リーグ2戦で計10得点無失点。川崎フロンターレが完璧なスタートを切った。
2戦目は、立て続けに危険なシュートを放たれる嫌な展開から始まった。その流れを自ら振り払う。ゴール前で受けたケーサー・ニコが先制点を蹴り込むと、ベンチは大歓声。これでもり立てられた殊勲の5年生は、追加点をアシストしてチームに勢いを還元した。
ベンチの声は強さの象徴だ。大田和直哉監督は「ポジティブな声をかけられる子が多く、皆で良い方向に引っ張っていけるので、私からいろいろ言わないようにしています」と話す。全国大会という大舞台でも萎縮してパスに逃げることもなく、積極性ある選手たちは最終ラインからでも自ら果敢に持ち上がる。
にぎやかなベンチと対照的に、決めた選手がゴール後に喜ぶ様子はない。見事に直接FKを沈めた田中真祐斗(6年)も、クールな表情だった。その理由は「準決勝、決勝で暴れるので。喜ぶのはまだです。うまさなどを出してチームとして圧倒して、皆が驚くようなサッカーをしたい」。最高の笑顔を見せるのは、これからだ。
試合結果
Aグループ
スマイス・セレソン2-1ベガルタ仙台ジュニア、川崎フロンターレ4-0ツエーゲン金沢、ベガルタ仙台ジュニア4-1ツエーゲン金沢、川崎フロンターレ6-0スマイス・セレソン
Bグループ
ヴィッセル神戸2-0オオタフットボールクラブ、鹿島アントラーズつくばジュニア3-0徳島ヴォルティスジュニア、ヴィッセル神戸2-1徳島ヴォルティスジュニア、鹿島アントラーズつくばジュニア5-1オオタフットボールクラブ
Cグループ
西宮サッカースクール2-0サンフレッチェ広島F.Cジュニア、レジスタFC3-1FCヴェルダン、レジスタFC1-0サンフレッチェ広島F.Cジュニア、FCヴェルダン1-1西宮サッカースクール
Dグループ
サガン鳥栖2-0ブラウブリッツ秋田、SEPALADAサッカースクール0-0SSS札幌サッカースクール、サガン鳥栖4-0SSS札幌サッカースクール、SEPALADAサッカースクール3-0ブラウブリッツ秋田



