仙台はアウェーで湘南と引き分け、無敗をキープした。
価値あるドローだ。勝ち点3は奪えなかったが、敵地に駆けつけた仙台サポーターからは拍手が送られた。相手得意の高速カウンターを受けても、最終ラインは割らせず勝ち点1。渡辺晋監督(41)は「試合展開は狙い通りだった。勝ち点を持ち帰る、ということに関してはポジティブにとらえたい」と前向きに話した。
アクシデントにも耐えた。右サイドバック菅井がふくらはぎを負傷し前半早々に交代も、代わったDF蜂須賀孝治(24)が落ち着いた守備で奮闘。ピンチもあったが「大胆なプレーを心掛けた」とゴールだけは許さなかった。渡辺監督も「無難なプレーだったが、しっかりやってくれた」と評価。リーグ初出場のGK六反を含め、「堅守」仙台の総合力の高さを証明した。
一方で、攻撃陣はシュート9本で無得点。MF富田主将は「もっと球際は強くいけた」と振り返る。今季初めてフル出場したFWウイルソンも、終了間際の決定機を逃し「入れるだけだったので、決められなくて残念」と唇をかんだ。
だが敵地で勝ち点を積み重ね、今季公式戦4戦負けなしと不敗記録も伸ばした。来月4日の次節清水戦では、ホームのサポーターに白星を届ける。【成田光季】



