G大阪のU-18(18歳以下)日本代表MF堂安(どうあん)律(16)が、公式戦デビューを果たしたACL・FCソウル戦から一夜明けた28日、大阪・吹田市内で練習を再開した。

 2種登録の高校2年ながら、能力を高く評価されてプロデビュー。初めてのピッチは「思ったより緊張しなかった」。LINE(ライン)の祝福メッセージは、約150通にものぼった。試合後は観戦に訪れた両親と食事に出かけ、「母は、試合終了後の堂安コールで泣いちゃったみたいです」。

 大きな1歩を踏み出したが、次なる目標は「早くJリーグに出たいという気持ち。多くの時間に出て、初ゴールを取る事が目標」と力強い。練習後は、慌てて自転車にまたがり、高校へ定期テストを受けに行った。