鹿島は4日、元日本代表のDF中田浩二氏(35)とFW柳沢敦氏(38)、元鹿島のDF新井場徹氏(35)の合同引退試合(5日、カシマ)に出場する選手の背番号が決まったと発表した。

 アントラーズOB主体の「ANTLERS LEGENDS」は中田氏が6、柳沢氏が13、新井場氏が7。3人のサッカー界全体の仲間で構成される「KAY FRIENDS」は横浜FCのFW三浦知良が11、FW中山雅史氏(日刊スポーツ評論家)が9、横浜MF中村俊輔が10を背負うことになった。

 また、引退する3人に「アントラーズ功労賞」が贈られることも決定した。08年に制定され、これまでジーコ氏やジョルジーニョ氏らが受賞してきた栄誉ある賞。カシマサッカーミュージアム内「アントラーズ殿堂」に掲額されている。

 その授賞式がハーフタイムに行われ、新たなレジェンドが誕生する。祝福のため、スペシャルゲストが来場するプランも判明した。興行関係者によると、鹿島時代に後輩だったDF内田篤人(27=シャルケ)。現在、右膝手術のため国内で静養中だが、スタジアムに駆けつける意向を示しているという。カズや中山氏ら豪華メンバーに、現役選手でNO・1の人気を誇る内田が加われば、3人の門出も華やかさを増しそうだ。