岐阜はホームで雪辱を果たせなかった。

 第7節東京V戦(4月11日)では前半にFW難波宏明(32)のハットトリックで3点を先制。しかし後半ロスタイムも含めた13分で4失点し大逆転負けを喫していた。

 因縁の対決は体をぶつけ合いボールを奪い合う激しい展開。前半で両チームで4枚のイエローカードが出された。荒れた試合の前半39分、ゴール前で相手にパスを回されFW杉本竜士(22)に先制ゴールを決められた。

 後半に休ませるはずのベテラン難波を投入するもゴールを決められず、逆に同33分にまたも杉本にダメ押しの2点目を決められ敗戦。

 ラモス監督は「若い選手の動きが悪かった。せっかくのチャンスなのに。必死さがないと、これからも難しいよ。私がいつまでもチャンスを与えると思っているのか」と期待していた若手の働きにいらだちを見せた。

 しかし敗戦には「監督がチームを勝たせてないから、悪いのは私」と21位と浮上できないチームに責任を感じているようだった。