日本代表MF柴崎を負傷で欠いた鹿島が、後半ロスタイムの2得点で新潟に大逆転勝ちした。

 前半30分にDF昌子がCKから先制。しかし1分後に同点とされ、さらに42分に勝ち越し点を奪われた。嫌な流れで追いつけないまま90分が経過。さらに3分がたち、敗色濃厚と思われたところからドラマが急展開した。後半ロスタイム4分にMF金崎がシュート。右ポストに嫌われたが、はね返りをMF土居が押し込んだ。さらにロスタイム6分、途中出場のMF遠藤が左足で決勝弾。「実はうまく当たらなかった。ミスキックだけど気持ちで押し込んだ」というボールは、相手DFに当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。第1ステージ開幕戦は清水に1-3で敗れて最終的に8位と低迷。第2ステージは勝ち切って巻き返しへ弾みをつけた。