アジア4強入りしたG大阪の長谷川健太監督(49)が、準決勝の広州恒大との第1戦(30日、アウェー)でベンチ入りできなくなった。途中出場させた日本代表DF米倉が、後半ロスタイムに劇的決勝弾。すると、興奮しすぎてピッチになだれ込み、退席処分を食らった。

 試合後の会見にも出席できず、恥ずかしそうに取材エリアに姿を見せた同監督は「監督の至らぬところを、選手に助けてもらった」と苦笑い。さらに「(準決勝の)第1戦はスタンドから応援したいと思います」と話した。

 愛弟子のDF岩下は「いつも監督は、俺には『冷静にやれ!』って言うんですけどね。俺は(退席処分に関しては)何とも言えないです」と笑った。