昨季4強のJ2千葉がジャイアントキリングを起こせなかった。格上J1の神戸に0-1と黒星を喫した。前半はペースを握り神戸ゴールに襲いかかるも、同44分に失点して折り返した。

 千葉は後半15分、MF田代真一(27)がペナルティーエリア内からシュートを放つもGKの目の前だった。関塚隆監督(54)は「どっちが早く試合を進めるのかを考えていたが(前半)残り5分というところで、スルーパスを通されたりサイドに展開されてしまった。1発(だけ)だったので残念。それでも選手は1点取って、さらに勝ち越そうという姿があった。リーグ戦に生かしていきたい」。

 天皇杯に敗れ、今後はJ2に集中する。現在、プレーオフ圏外の7位にとどまっている。しかし、6位長崎と勝ち点差はなく得失点差も1だけだ。この日の悔しい1敗を晴らすため、18日大分戦(フクアリ)に全力で臨む。