仙台は9日、第3節ホーム鹿島戦(12日)へ向けた練習を2時間近く行った。この日から、左足付け根付近を負傷していたDF蜂須賀孝治(25)もフル合流。実戦形式では右サイドバックでプレーし、全メニューを消化した。

 蜂須賀は「もう痛みもないし大丈夫。早く試合に出られるよう、もっと(状態を)上げていきたい」と話した。

 フィールドプレーヤーは、いまだ別メニュー調整のMF菅井直樹(31)を除いたほぼ全選手が顔をそろえた。GK六反勇治(28)の負傷離脱は災難だが、渡辺晋監督(42)は「ロクはすでに歩けているし、そんなに長くはかからないと思う」。GK陣は石川慧(23)がリハビリ中ということもあり、次節までにユースの田中勘太(18)を再度2種登録しベンチ入りさせる。指揮官は「まさに総力戦」と選手を信じ、乗り切っていく構えを見せた。