アウェーの磐田が0-1で大宮に敗れ、1次リーグ突破が難しくなった。リーグ戦の13日アウェーG大阪戦(1-2)から先発9選手を入れ替えて臨んだものの、前半25分に痛い先制を許した。後半はMFアダイウトン(25)、MF太田吉彰(32)らを投入したが、無得点に終わった。これで通算1勝1分け2敗となり、1次リーグ突破条件となる2位以内を確保するのは厳しい状況となった。

 1次リーグ突破に向け、敵地のピッチに立った磐田の選手たちは、運動量豊富に走り回った。前半2分、MF上田康太(30)のFKから今季初先発となったDF高木和道(35)が相手DFと競り合いながらヘッドでゴールを狙ったが、右へ外れた。同18分に獲得したFKも最後は大宮にクリアされた。

 試合前から「先制点を与えたくない」と話していた守備陣が同25分に失点した。右サイドを突破され、ゴール前でのディフェンスも徹底できなかった。この日、元ギリシャ代表DFパパドプーロスの新加入が発表。激しい定位置争いに備え、ベテランDF陣は無失点でアピールしたいところだったが、先制点を許した。

 攻撃陣はボールを保持しながら、シュートまで持ち込めない展開に苦しみ続けた。相手守備を崩せず、前半はわずかシュート1本という状況だった。

 名波浩監督(43)の「シュートを積極的に打っていこう」との指示を受け、選手たちは後半開始からダイレクトプレーを増やし、前線も流動的になった。同16分、MFアダイウトン(25)が途中出場。DFラインも3バックから4バックに変更し、アダイウトンの1トップになった。同25分、MF松浦拓弥(27)のパスからFW斉藤和樹(27)が枠内シュートを放つが、相手GKに阻まれた。大宮とは昨季と今季のリーグ戦で3戦引き分けてきた難敵だった。ナビスコ杯でも勝つことができず、悔しい敗戦となった。【保坂恭子】