鹿島が第1ステージを制し、07~09年の3連覇以来となるJ1タイトルを勝ち取った。前半27分にCKからDF山本脩斗(31)が頭で合わせ先制、同37分にFW土居聖真(24)のゴールで加点し逃げ切った。

 先制ゴールを決めた山本は「(CKの柴崎さんが)いいボールをくれたので決めるだけでした。練習からチームでイメージができていた。決まってよかった」と第一声。クラブ一筋16年目のDF青木剛の鳥栖移籍とFWジネイの退団が決まっており「チーム全員で試合前、ジネイと青木さんをいい形で送りだそうと言っていた。いい形で送り出すことがきて良かった」と惜別弾に感無量の様子だった。