J2札幌の四方田修平監督(43)が17日、チーム底上げに手応えを示した。16日愛媛戦は2-2ドローも、22歳のMF中原が途中出場からJリーグ初得点を決めアピール。この日、愛媛からの移動後、北翔大との練習試合にも先発出場し、1ゴール。「これまでチャンスで点が取れず苦しんできたが、最初の1歩を踏み出せたのは非常に大きい。これをきっかけに爆発してくれれば」と進化を期待した。

 練習試合では、MFマセード、荒野の2選手が実戦復帰。「選手層が厚くなると競争が激しくなるし心強い。2人には、練習でアピールして試合に絡むところまで上げてほしい」と、22日のホーム東京V戦を見据えた。