母国韓国での兵役のため、今季限りで退団する鳥栖MF金民友(26)が、リーグ戦のホーム最終戦でゴールを飾った。

 0-0で迎えた前半22分、ドリブルでゴール前に切り込むと、華麗な切り返しから左足でシュートを決めた。主将として今年チームを引っ張ってきた男がホームでのサポーターの前でリーグを締めくくった。試合はドローで終わったが、最終戦セレモニーでは自ら書いた手紙を読み上げ「いつも温かい声援をありがとうございます」と感謝の気持ちを表し「またいつの日か、このサガンのユニホームを着てピッチに立てることを夢見ています」と兵役を終えて、チームに復帰する強い意思を口にしていた。