鳥栖がまたしても得点力不足を露呈し、川崎Fに完封負けを喫した。

相手の個人技を生かしたパスワークに翻弄(ほんろう)され、シュートはわずか5本。

後半26分、右太ももの筋肉を痛めていたFWフェルナンドトーレス(35)が3戦ぶりに出場したが不発に終わった。ここまでリーグ戦7試合を終え1勝1分け5敗、わずか1得点しか奪えていない。それでも竹原稔社長(58)はルイス・カレーラス監督(46)について「信頼は揺るがない」と解任は否定。厳しい現状に「監督のせいだけじゃなく選手のせいもあるし、クラブの責任もある。厳しい言い方をすればファンの責任もある。みんな一蓮托生(いちれんたくしょう)」と話した。