東京の攻撃陣が、不名誉な珍記録の打破に強い意欲をみせた。25日大分戦を終えたチームは26日に帰京し、小平グラウンドで軽めの調整を行った。ナビスコ杯を含めた今季9試合は、いずれも1点しか奪えていない。大分戦も58分間も数的優位だったが、PKによる1得点のみに終わった。既に城福浩監督からは「FW陣がDF陣に借りをつくった試合。攻撃陣は次に借りを返してくれ」とハッパをかけられた。

 29日のG大阪戦に向け、FW近藤祐介は「次で借りを返さないといけない。1点が続くけど、2点、3点と取っていかないといけない」と責任感を口にした。またMF石川直宏も「DF陣に借りはつくったと思うので、点を狙っていかないといけない」と表情を引き締めていた。