左ふくらはぎに負傷を抱える東京MF羽生直剛(30)が、11日の天皇杯北九州戦(正田スタ)で、9月12日の浦和戦以来、約1カ月ぶりとなる公式戦に出場することが濃厚となった。10日、東京・小平グラウンドでの練習後、「準備はできている」と話した。前日9日の戦術練習では主力組のボランチとして起用されており、「上下動が重要になる」と持ち味の運動量を発揮するつもりだ。東京は日本代表にDF今野、GK権田、韓国代表にDFキム・ヨングン、U-19日本代表にDF平出が招集されている。さらに負傷者が5人おり、現在、試合出場可能な選手が天皇杯登録メンバーの18人のみ。まさに「全員サッカー」で北九州戦に挑む。