山形FW田代有三(28)が4日、「疑惑のゴール」について、あらためて「自分の手柄」だと主張した。10月30日のアウェー浦和戦。後半36分にDF石川竜也(30)のFKが直接決まった、かに思えた。だが公式記録は、ゴール手前で頭から飛び込んだ田代の得点と発表。ボールの軌道がほとんど変わらなかったことで、味方全員から「触ってねーだろ」と非難されていた。この日も物議を醸し、「ツンと触れました。感触があったんです」と言い張ったエース。強硬姿勢を貫いた。何はともあれ、「神の手」ならぬ「髪の毛」ゴールがチームを救ったことに変わりはない。