慶応義塾体育会ソッカー部(慶大サッカー部)は14日、来季よりJクラブ入団が内定した4人の記者会見を開いた。須田芳正監督(44)は「スポーツ推薦がなく、文武両道で日々サッカーを追求してきた。その中で彼ら4人がプロに進むのは価値あること」と喜びの声。1927年(昭2)創部の名門も、Jクラブへ複数人が進むのは初の快挙となる。清水入りのMF河井陽介(22)は「地元なのでうれしく思う」、山形入りのMF日高慶太(21)は「謙虚な気持ちを忘れずにやりたい」、京都入りのDF黄大城(21)は「内定で満足せず、1人の人間として成長したい」、岡山入りのDF田中奏一(21)は「支えてくれた人から感謝して試合に出場できるように頑張りたい」と、それぞれ抱負を語った。