<東日本大震災復興支援慈善試合:INAC神戸1-1アーセナル>◇30日◇東京・国立競技場

 

 サッカー女子のプレナスなでしこリーグで初優勝したINAC神戸が30日、東京・国立競技場で東日本大震災の復興支援として行われた慈善試合でイングランドの強豪アーセナルと対戦し、1-1で引き分けた。

 INAC神戸はワールドカップ(W杯)で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」の沢穂希、川澄奈穂美らが出場し、約1万1000人の観衆が訪れた。試合の収益などは日本サッカー協会の復興支援基金に送られ、サッカーボールの寄付など、被災地でサッカーをする環境づくりに役立てられる。

 国立競技場には数カ所に募金箱が設けられ、アーセナルのローラ・ハービー監督は「目的は義援金を多く集めること」と話した。