<国際親善試合:浦和1-2アーセナル>◇26日◇埼玉ス

 終始押し気味に進めたアーセナルが競り勝った。アーセナルは前半、圧倒的にボールを支配。FWウォルコットのシュートがポストに当たるなど、再三チャンスを作ったが決め切れずに無得点で折り返した。

 後半からFWポドルスキが登場すると、4分にウォルコットのパスを豪快にたたき込んで先制。浦和は14分にCKからのこぼれ球をDF阿部が決め同点に追い付く。だが37分にDFラインの裏に出たパスにDF永田充とGK山岸の連係ミス。こぼれたところをFWアクポムに決められた。ペトロビッチ監督は「結果として勝てなかったのは残念だが、いい試合は見せられた」と振り返った。