Jリーグは24日、今季からスタートする「明治安田生命J3」に参加するJリーグ・U-22選抜に登録される89人を発表した。

 注目の高卒新人の名古屋FW小屋松知哉(18)、22日の富士ゼロックス・スーパー杯で広島を勝利に導いたFW浅野拓磨(19)とMF野津田岳人(19)らが登録された。この中から試合のたびに16人が選出され、J3に臨むことになる。

 Jリーグ・U-22選抜は日本サッカー界が抱える高卒から3~4年目前後の若手世代で出場機会に恵まれない選手たちの育成を助けるため、日本サッカー協会とJリーグが共同でJ3に参加させることになった。日本協会の強化トップを兼ねる原博実専務理事(55)も「世界初の試みだと思う。この選抜の試合は全てアウェーで行われる。試合前日に集合してアウェーで試合をして解散するという厳しい環境を経験することで、選手たちの成長につなげられれば」と話していた。