<ACL:セントラルコースト1-1名古屋>◇1次リーグG組◇21日◇セントラルコーストスタジアム

 名古屋はアウェーでセントラルコーストと引き分けた。前半21分に左FKから玉田が入れた低いボールをDF田中マルクス闘莉王(30)が蹴り込んだ。屈強な守備陣の意表を突く足元のクロス。会心のプレーに闘莉王と玉田は顔を見合わせて喜んだ。しかし前半28分、体格の良い相手にハイボールからヘディングで同点ゴールを献上した。

 1-1で折り返した後半、ドラガン・ストイコビッチ監督(47)は勝ち越しを狙って若手を投入。プレシーズンマッチのチーム得点王で、一部で名前をもじって“テルキング”と呼ばれている期待のMF田中輝希(19)をピッチに送り出したが不発。押し込まれる時間が長かったが、GK楢崎のスーパーセーブなどで耐え引き分けた。

 攻撃のタクトを振る日本代表の藤本に、中村、小川と主力が故障でベンチを外れた。リーグとの過密日程を考慮し不動のセンターバック増川を温存。右サイドバック田中隼も同じように温存し、代役として神戸から移籍加入した石櫃が移籍後初スタメンを飾った。

 ストイコビッチ監督は「厳しい試合で、選手が個性を出してくれた」と評した。終了直前に追い付かれた7日の城南(韓国)戦とは違う、価値あるドローだ。