神戸は8日、成績不振のため西野朗監督(57)を解任し、後任に安達亮ヘッドコーチ(43)が昇格すると発表した。西野監督は今年5月、和田元監督の後を受けて就任したが、リーグ戦5勝6分け8敗と振るわず、ここ9試合勝ちなしで、チームは15位に転落していた。

 この日、クラブハウスを訪れた西野監督は「結果が出せなかったし、自分も受け止めないといけない。3試合を残してというのは残念だが、残留するためのクラブの決断だから」と無念の表情。叶屋社長は「9試合勝ちがなく、残留のために考え得る最大で最後のカードを切らざるを得なかった。選手に危機感を持ってもらいたかったという意味合いもある」と説明した。

 安達ヘッドコーチは「神戸はJ1にいなければいけないクラブ。全員の力で残り3試合頑張ります」とコメントした。