U-21の手倉森ジャパンに選出された鹿島DF植田直通(19)が13日、茨城・鹿嶋市内で連日の自主練習を行った。

 来年1月にはU-22アジア選手権が控えるが「(代表に)選ばれるつもりでやってきた」と、休日返上で体作りに励む。今季はナビスコ杯でプロ初出場を果たすも、リーグ戦では出場機会がなかった。だが、今季で退団するDF岩政大樹(31)らを手本にプロのレベルを肌で感じ、着実に成長している。

 186センチ77キロの恵まれた肉体を持つセンターバック。手倉森監督とは面識がなく「イメージもないが、監督が替わったので1からアピールしていきたい。高さでは絶対に負けたくないという気持ちで、練習から全力でやっていく」と、静かに闘志を燃やしている。