仙台は14日、クラーク・フィジカルコーチ(39)の退団と、里内猛氏(57)の同コーチ就任を発表した。

 里内氏は01年まで鹿島でフィジカルコーチを務め、03年からジーコ監督率いる日本代表スタッフとして06年ドイツW杯に同行。川崎F、大宮などを経て11年にU-22日本代表に加わり、12年ロンドン五輪4強入りに貢献した。昨季は大宮でコーチを務めていた。

 12日のリーグ横浜戦で今季初勝利を挙げたチームは、16日のナビスコ杯鹿島戦へ向けて約1時間半の調整。合流初日から持ち前の明るさで選手たちを盛り上げた里内コーチは「ムードを維持することを優先した。経験してきたことを出して、コミュニケーションを取りながら団結を第一に考えたい」と話した。