首位の鹿島が28日、翌29日のホーム清水戦(カシマ)に向けて茨城・鹿嶋市内で練習した。

 前節26日の広島戦から中2日だったため、主力組はランニングで軽めに調整。日本代表候補のボランチ柴崎岳(21)は、相手FWノバコビッチ(34)を警戒した。

 190センチの長身をターゲットマンにFW大前元紀(24)、高木俊幸(22)が飛び込んでくる戦術を想定。「第3節の鳥栖戦と同じような展開になりそう。(ノバコビッチは鳥栖FW)豊田選手のようなイメージ。集中して、しっかり対応したい」と話した。

 相手は4連勝中、しかも4連続完封中と絶好調だが「今まで通り、少ないチャンスをモノにできれば」。ホーム3連敗中と難しい状況でもあるが、難敵を下しての首位キープを誓った。