仙台は3日、富士大と練習試合(45分×2本)を行い、FWで出場した鈴木規郎(30)の4ゴールなどで合計7-0で勝利した。

 1本目の24分、MF武藤雄樹(25)のシュートのこぼれ球を頭で押し込んで先制。44分には武藤のクロスをゴール前で合わせた。2本目も勢いは止まらず、14、36分に得意の左足でゴール。果敢に相手DFラインの裏へ抜ける動きを繰り返し、オフサイドぎりぎりの駆け引きでも存在感をアピールした。

 攻撃陣のポジション争いは激しく、この試合で新外国人MFハモン・ロペス(24)が実戦初ゴール。鹿島からMF野沢拓也(32)も獲得しただけに「新戦力も入って、うかうかしていられない。同じタイプのFWはいないので、監督が必要な時に選ばれるように頑張る」と生き残りを誓った。