<J1:大宮2-1鹿島>◇第23節◇13日◇熊谷陸

 3位につけていた鹿島が、格下の17位大宮を相手にまさかの黒星を喫した。

 序盤からペースを握っていたが肝心のゴールを奪えずにいると、前半34分に先制点を献上。後半24分にCKのこぼれ球をDF昌子源(21)が押し込み同点に追いついたが、直後の同29分にFKから決勝点を奪われた。5月10日の川崎F戦以来、10試合ぶりのリーグ戦の黒星となった。

 1度は同点に追いつくゴールを決めた昌子は「もったいないですね。セットプレーでやられるのはもったいない」とうなだれた。日本代表から戻り中3日で試合に臨んだMF柴崎岳(22)は「結果?

 残念ですね。運がなかったとは言いたくない。これが自分たちの実力だし、多くのチャンスはつくれていたし、うちらしいサッカーはできていたけど、ただ得点が入らなかった」と悔しがっていた。