J2仙台の手倉森誠監督(40)が23日、アウェー福岡戦(25日)を前に、2つの悩みをほのめかした。1つは、累積警告で次節欠場のMF菅井の代役を含めた最終ラインについて。もう1つは、競争の激化により、好調を維持するFW陣の組み合わせだ。「もう1日考える」という指揮官の決断は、24日の最終調整でハッキリする。
九州遠征中のベガルタはこの日、約1時間半かけて戦術確認などを行った。右サイドバックにMF田村、田ノ上が入り、連係などを確認。指揮官は「田村がよかった。攻撃的にいくなら左サイドバックに田ノ上、守備を考えたら(磯崎)敬太…。右は田村だな」と話し、最終ラインの1枚を決めきれないようだ。
“深刻”なのはツートップの方だ。21日の熊本戦で田中を試し、期待通りに競争が生まれた。だがこれが悩みの種に。「みんなよくて、だれを使うかオレが悩んでしまっている。競争させなきゃよかったかな。あと1日考えるよ」と笑う。わずかではあるが、チームの底上げに手応えを感じ、うれしい悲鳴を上げる指揮官。悩み抜いた末のメンバーで福岡に勝ち、チーム力アップを証明して仙台に帰るつもりだ。【山崎安昭】



