創部3年目の無名校から、初のJリーガーが誕生した。富岡高(福島)DF本田慎之介(3年)が1日、J1磐田と仮契約。同校で記者会見を開き「ジュビロには、経験もうまさもあるDFが多い。自分にないものを吸収して頑張る」と意気込んだ。
隣町のJヴィレッジで、プロとも練習試合を数多く体験。06年5月にはW杯ドイツ大会に臨むジーコジャパンの「たたき台」も経験した。本田は「サッカー以前の問題。でも勉強になった。今もう1回やりたい」と強気な一面を見せつつ、刺激ある環境に感謝した。
エリート養成の目的で、日本協会が進める「JFAアカデミー福島」。その女子15人が富岡に通っている。本田は「負けたくない気持ちがあった」と雑草魂も披露。磐田の鈴木強化部長も「成長したいという意欲が強い」と評価する。「高校で結果を残す」という本田は、初の選手権切符を手土産に、プロ人生を始めるつもりだ。【山崎安昭】



