横浜「俊輔効果」快勝で残留決定的/J1
<J1:横浜3-1柏>◇第30節◇25日◇柏
横浜が「俊輔効果」で、3-1と柏に快勝し、J1残留を決定的にした。セルティックMF中村俊輔(30)を師と仰ぐMF狩野健太(22)が、2ゴール1アシストの活躍。中村の横浜復帰に向けても、「J2に落ちるわけにはいかない」と奮起した。
狩野の広い視野と正確なキックが、待望のチーム2点目をもたらした。1-0の後半8分、右サイド深くに飛び出すと、逆サイドから走りこむMF田中裕の姿を見つけた。「いいところに走ってくれた。球速は遅くても、逆サイドにクロスを送らないと、点にはならないと思っていた」。ふんわり浮いたクロスは、田中裕のヘッド弾を導いた。右利きながら「俊輔の後継者」とも呼ばれる男らしいアシストだった。
狩野は「僕ら攻撃陣が何とかしたいと思っていた」と話した。横浜が1試合で2得点以上挙げたのは10試合ぶり。その間1試合平均0・5失点と守備陣が奮起したおかげで、4勝5分け1敗で乗り切っていた。この日の狩野は、前半39分に左足で先制弾。後半39分にはダメ押し点も決めた。
来年1月には、中村の復帰が決定的。中村を師と仰ぐ狩野は、GK榎本らと「俊さんを2部でやらせるわけにいかない。絶対1部に残らないと」と口をそろえていた。
勝ち点はJ1残留が確定的な39に達した。狩野は日ごろから「俊さんが来れば、ポジション争いはきつくなる。でも一緒にやれる喜びの方が大きい」と話す。来季は師弟ダブル司令塔体制で、横浜の完全復活を目指すつもりだ。
[2008年10月26日8時49分 紙面から]
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