<J2:仙台4-3C大阪>◇第41節◇26日◇長居

 J2C大阪の日本代表MF香川真司(19)の神戸移籍が26日、有力となった。C大阪はこの日の仙台戦で3-4と敗れ、残り4試合で3位仙台と勝ち点8差と、J1昇格が絶望的となった。この日、クラブがレビークルピ監督(55)に続投要請をしていたことが分かったが、来季がJ2降格3年目となれば、主力流出は必至。香川は既にリストアップしている神戸入りが有力だ。C大阪は引き留める方針だが、移籍への流れは避けられそうにない。

 香川本人は敗戦後、「ファンに申し訳ない。今は気持ちを切り替えるだけ」と試合についてだけ話し、去就に関する話題は避けた。だが日本代表の岡田監督は、J2で戦う香川の試合感覚を問題視し、来季はJ1でのプレーを望んでいるという。既に獲得を検討している神戸には香川が慕う大久保がおり、交渉がスムーズに運ぶとみられる。