異例の中27日を有効に使う。福岡は10月26日水戸戦から、今月23日の愛媛戦まで公式戦がない。篠田善之監督(37)も「現役時代を含めても、W杯などのリーグ一斉中断を除けば、こんなに間隔が空いたのは初めて」と話す異例のブランクだ。

 昇格完全消滅と同時に中断に入ったが「静岡に遠征できたことは良かった」と、指揮官は前向きにとらえた。静岡では4、5日に磐田、ホンダFC(JFL)と対戦し、連敗したが「故障者以外、全員を帯同して、現状の良いところ、悪いところが把握できた」と、手応えを感じている。帰福後はメニューもハードになり、11日の練習は約2時間の半分近くゲーム形式で行った。15日には大分との練習試合のため、再び遠征する。「チームは残り3試合全勝に目標を切り替えている。プロとして責任を果たすしかない」。約1カ月ぶりの公式戦で進化を見せるため、福岡イレブンは水面下で力をたくわえている。