J2山形が、23日の熊本戦(NDソフトスタジアム山形)に向けた紅白戦を21日、山形・天童市で行った。前節9日の徳島戦でアベック弾を決めたFW豊田陽平(23)とFW長谷川悠(21)が2トップ。今季のベスト布陣を敷いて実施した。積雪で20日の練習変更を余儀なくされた小林伸二監督(48)は、この日の練習を可能にした前日の雪かきについて「めっちゃきつくて腰にきている」と笑いながら「今日もできないと厳しかったけれど、キッチリ練習できた。うれしかった」。調整が狂わなかったことに胸をなでおろした。

 昇格がかかる熊本戦を控えても、今までと変わる必要はない。小林監督は、最近7戦負けなし(4勝3分け)の好調熊本を普段と同じようにビデオ分析。はじき出した傾向から相手3トップに対する守備をチェックした。攻撃面も「2対2の状況をつくれば、うちの2トップは止められない」。1年かけて整備した戦力に信頼を寄せるだけだった。

 22日に横浜FCと対戦する3位仙台が引き分け以下に終われば、翌23日にJ1昇格の悲願を達成するおぜん立てが整う。小林監督は「仙台戦の結果が気になるところではあるけど、みんなで一緒に(テレビ中継を)見るようなことはしません」。最後まで自然体を強調した。【木下淳】