<J1:名古屋1-1大宮>◇第12節◇16日◇豊田ス
名古屋が大宮と1-1で何とか引き分けた。ホーム豊田スに前節まで14位の相手を迎えたが、前半4分にDF陣の判断ミスから早々と失点。後半36分にようやくFWダビ(26)のゴールが生まれたが、本来の攻撃的なパスサッカーは影を潜め、勝ち点1がやっと。ドラガン・ストイコビッチ監督(44)も「ミスパスやコントロールミスなど、自分で自分たちを殺している」と強烈な表現で、自滅した試合内容を嘆いた。
ストイコビッチ監督は試合終了時に2度も足元の黄色いマーカーを蹴り上げた。これでACL含め公式戦ここ8戦負けなし(5勝3分け)だが、前節神戸戦(10日、ホムスタ)に続き、試合終盤に追い付くのが精いっぱいという内容に指揮官は不満を隠せなかった。
FW玉田、MFマギヌンという個人技を備えた攻撃のタレントをケガで欠き、台所事情は確かに苦しい。2人を欠くと、チームの攻撃力が半減するのは昨季からの大きな課題。ただ、玉田の代役で先発起用したFW杉本を前半だけで引っ込めるなど、苦境を乗り越える一手となるはずの指揮官の起用にもさえはみられなかった。
得点を決めた試合は5戦全勝だったダビの「“必勝”神話」も、ドローで「“不敗”神話」へと格下げ。助っ人FWは「次の試合で勝ちたい。もう次の試合のことを考えている」と不機嫌だった。【八反誠】



