J2仙台の選手が9日、障害児通園施設「仙台市なのはなホーム」を訪問した。社会貢献活動の一環として、昨年から実施しているもので、この日は市内5施設の計196人とMF梁勇基(27)DFエリゼウ(29)DF一柳夢吾(24)DF島川俊郎(19)の4選手が交流。選手が遊戯プログラムに加わったり、リフティングやパスの技術を披露するなど約1時間にわたって親交を深めた。

 「感激しました。もちろん我々はベガルタファン。これからも応援していきます」と笑顔の加々見ちづ子園長に対し、MF梁は「子供と遊んだり、歌ったりする機会が少ないので、みんなと触れ合えて良かった。もっと頑張ろうと思いましたね」。DFエリゼウは「皆さんに勇気をもらった。いいプレゼントが贈れるよう残りのシーズンも全力で戦いたい」とJ1昇格へエネルギーをもらっていた。【木下淳】