鹿島の日本代表コンビDF内田篤人(21)とFW興梠慎三(22)が、20日のホーム磐田戦にそろって先発出場することが19日、決定した。鹿嶋市内で行われた練習後、内田は10年W杯南アフリカ大会に向け「点につながる仕事を増やしたい」と話した。

 「パスでもシュートでも点につながるプレーを増やす」。当初から持っていた自身のテーマを、W杯最終予選を終えて再確認した。敗れた17日のオーストラリア戦でも右サイドから惜しいクロスを供給。点には結びつかなかったが、あらためて存在感を示した。

 18日の帰国後にクラブハウスに直行し、興梠とともに磐田戦の研究ビデオを視聴。「1点を先制した後、2点目、3点目を取れるようにしたい」と磐田戦の目標も設定した。代表では控えのため「試合に飢えています」と話した興梠とともに首位鹿島をけん引する。