「クリーン大作戦」で東京を倒す!!

 J1清水は、6日のナビスコ杯準決勝第2戦(午後6時、味スタ)で、東京と激突する。2日の第1戦を2-2で引き分けたため、2年連続の決勝進出への条件は勝利か、3得点以上の引き分け(2-2の場合は延長戦)となる。対東京は、昨年の天皇杯準々決勝から今季公式戦3戦まで、4連続未勝利。退場者や警告で試合中のPKが乱発する“荒れ試合”が目立つ。「フェアプレー」が勝敗のカギをにぎることになりそうだ。

 冷静さを保つことがファイナルへの近道になる。第1戦(2△2)で、敗戦こそ逃れたが、DF岩下が一発レッドで退場。数的不利な状況に追い込まれながらも意地を見せた。第2戦はDFラインの要を出場停止で欠く戦いになる。長谷川監督は「まあ、いろいろあるけど、レッドはレッド。しょうがない」と、判定を受け入れたが、同じことは繰り返せない。

 東京戦にはジャッジにまつわる因縁がある。昨年の天皇杯準々決勝(1●2)は、試合中のPKが2度あり、両軍合わせて5枚の警告。今季に入りナビスコ杯予選(1●3)は、PKが2度、DF青山が1試合に2度の警告で退場。リーグ戦での対戦(1●2)でも東京側にPKが与えられ、両軍合わせて5枚の警告が提示された。2日の第1戦を含む最近の4戦(対東京)では、長谷川監督が「退場者、オウンゴール、PK、さまざまなことが東京戦ではあった」と振り返るほど「波乱」ずくめだ。

 さらに、最近のリーグ5戦の全3失点は、いずれもセットプレーから許している。MF兵働主将は「決勝がかかった試合だから、激しくなるのは間違いない」としながらも「不用意なファウルは極力避けることは大事」。指揮官も「激しく、クリーンな試合をして次のステージに進みたい」と、フェアプレーを誓った。ジャッジもファウルも頼りにしない。決勝への切符は実力で勝ち取ってみせる。【為田聡史】