<ナビスコ杯:(3)東京1-0清水(2)>◇6日◇準決勝第2戦◇味スタ※カッコ内は2戦合計得点
清水はアウェーで東京に敗れ、決勝進出を逃がした。第1戦をホームで2-2で引き分けたため、勝利か3得点以上の引き分けが、勝ち上がりの条件だったが、公式戦20試合ぶりとなる無念の完封負け。公式戦20試合ぶりに先発したFW永井雄一郎(30)も見せ場なく、前半途中にベンチに退き精彩を欠いた。
試合終了と同時に清水イレブンはピッチで崩れ落ちた。得点が必要な試合で、1点も取れずに公式戦20試合ぶりの完封負け。長谷川監督は「前半からミスが続いて、なかなか自分たちのリズムに持ち込むことができなかった。選手たちは最後まで頑張ってくれた。しょうがないです」と、悔しさをかみ殺した。
「先手を取らないと難しい試合になる。永井のスピードと、一発にかけた」。指揮官は、永井を公式戦20試合ぶりに先発させ勝負に出た。しかし前半16分、第1戦と同様に東京に先制点を決められて誤算が生じた。前半終了を待たずに同42分、永井をベンチに下げた。見せ場なくピッチに退いた永井は試合後「話すことは何もないです」と、言い残しバスに乗り込んだ。
誤算は続いた。反撃に出たい後半11分。DF青山が負傷し平岡を投入。交代カードをアクシデントで1枚失った。同25分にMF伊東に代えFW長沢を投入し、中盤構成をボックス型からダイヤモンド型に変更。しかし、最後まで得点は奪えなかった。
2年連続での決勝進出は逃した。それでも、リーグ戦は4位につけ、天皇杯も残っている。長谷川監督は「ACLの可能性も残している。切り替えて残りのシーズンを戦っていくしかない」と、力を込めた。【為田聡史】



