経営難の大分に対するJリーグの追加融資2億5000万円が承認される見通しであることが分かった。18日、大分市の九石ドームでの臨時株主総会と取締役会で新社長に青野浩志氏(53)が正式就任。関係者によると、融資承認の条件だった「新社長決定」「支出圧縮など再建計画の再提出」がクリアされる見込みだという。青野社長は「経営陣の刷新、地元の支援、支出削減など3つの条件をクリアした。今回(再建計画を)突っ返されることはない」と話した。今後はシーズンパス販売や看板スポンサーを軸に収入を得て、健全経営による再建を目指す。なお、高額年俸のFWフェルナンジーニョとMFホべルトは支出削減のため退団する方向だ。