開幕から3戦不発と不調のC大阪MF香川真司(21)が、レビークルピ監督(57)から“公開説教”を受けた。27日の浦和戦(長居)に向けた25日の練習後、練習中も暗い表情を浮かべるエースは指揮官からきつ~い言葉を浴びせられた。「昨年の真司なら(3試合で)2点は取れている。集中力が足りない。ミスを恐れている」。通訳の声が練習場に響いた。

 まさに「愛のダメ出し」だ。チームは2分け1敗でJ2降格圏の16位と出遅れた。3試合で1得点と攻撃陣は精彩を欠く。昨季J2で27ゴールと得点王に輝いた香川も、得意のドリブルが簡単に止められる場面が目立つ。「誰にでもスランプはあるんだ。メッシだってそう。強いメンタルを持てば、真司は日本で一番の選手になれる。だから、前向きな気持ちで思い切りプレーしてほしい」と指揮官は熱弁を振るった。

 監督の熱い言葉を真剣に聞き入った香川は「すごく理解できた。チームにも自分にも課題は多くあるけど、絶対に勝つという気持ちを持てば、浦和にも勝てる」と強気な姿勢が戻った。悩めるエースがエンジン全開になれば、C大阪の初勝利も近い。【奈島宏樹】